体の基本の動き
前後・左右・ねじり・上下各関節の動き
腹筋や背筋力、腕の力これらの鍛錬が必要です。
これらの動きが基本となりアサナを作っています。
体は、動くように出来ています。普段の生活では偏った体の使い方、足を組んだり、片側だけにバックをかけるなど…
ポーズをとると、左右のアンバランスを感じることでしょう。それらが、肩こりや腰痛の原因ともなるのです。
ポーズが出来ない事は、日常における体の癖、ゆがみがあるのを私たちに知らせてくれます。
また、ポーズをとることにより、意識が体内へ向かうため、日頃において姿勢や動作に意識的になります。
ポーズをとりその後シャバアサナ(屍のポーズ)をとることで、スポーツとは、まったく違った効果をもたらします。
このシャバアサナにより、心と体のバランスがとれ、最高のくつろぎがもたらされます。
それにより、疲労がとれ、10分から15分このシャバアサナ(屍のポーズ)を行う事で、1晩の睡眠に値する程の効果があると言われています。
最高の緊張があり、最高の脱力感があるからこそ!本当の深いくつろぎが得られるのです。
スタミナが回復され疲れにくい体がつくられていきます。
まさに ヨガによって疲れ知らずの肉体とエネルギー循環がよくなる肉体システムを作りだしていきます。
また、普段やらないポーズをとるため、脳を活性化させ老化防止につながる。
また、テレパシーやインスピレーション、記憶力が増すなど様々な効果がもたらされます。
体の柔軟性は大切です。エアロビクスやバレエなど様々な分野でヨガのポーズは取り入れられ、柔軟な体があれば、体の故障や怪我も少なくなります。
多く呼吸により、宇宙の生命力とそのパワーを取り入れるためには、呼吸筋群の働きが大切です。
そのためには、アサナにより肉体の伸縮柔軟性のある体が呼吸筋群も広げ肺活量も増やしていくのです。
そして、柔軟性のある肉体は同じく柔軟な心も養うのです。
現代人は疲れ果てている…便利さの半面、人間性を失いつつあるこの世の中。
機械化が進み不必要な電磁波の波で、体だけでなくストレスを抱えているのも現実です。
普段の生活では、外側にすべてのエネルギーを使い果たし、消耗と枯渇の連続です。
一時的な休息だけでは、深い休養にはなっていないのも現実でしょう。
ヨガは、内なるエネルギー(生命、活力の源)を開発し、疲れ知らずの肉体と強い意志力や精神力を養います。
本来は、とらわれたマインド(思考)や感情から自由自在である悟りや光明に至る道です。
まずは、最初のステップは、体を強く柔軟にし、エネルギー効率がよい体を作ります。
また、ヨガにより、食べ物の嗜好も自然と変わるので本当に美しい肉体を手に入れる事ができます。
その探究のプロセスで、健康の回復やバランス感覚を取り戻し、見失った自分を回復させていきましょう!
スピリッチュアル雑誌「トリニティ NO.40 P71」でサトルボディヒーリングが紹介されました。
現在はカリユガ(暗黒)の時代と言われており、言いかえれば末法の時代の中にいます。
つまり宇宙の最高真理(個人の中に真性をみる神を見出す道)を体現するその法であるヨガさえも悪用されることが起こりました。
(エンライトメント)光明を得たマスター和尚の講和の中に…悪人ならまだましだ…何故なら、それが悪であるとわかるからだ。偽物の中に少しでも真実があれば、それが一番やっかいだ…。
何故なら、偽物の中にある真実はそれが偽物とわからないからだ…というような事を語っています。
ヨガは内在した智慧を開発させます。その本物と偽物を見極める智慧と感性を磨く事は大切です。
ヨガとは 自由自在な境地へ
古来からヨギ(ヨガ行者)の実践から得た体験的科学、哲学であり、その道は様々な方法があります。
戒め アヒムサー「不殺生、非暴力」
ヨガは、馬車とそれを制御する御者にたとえられるように、暴走しやすい馬(心、思考)を制御し心身に平安をもたらし、向なる世界に到達する道 つまり悟りへ至る道がヨガです。
ヨガは、外側に神を見つけるのではなく内なる自分の世界に真性を見出していきます。
さて、その実践の根底には5つの禁戒と5つの勧戒めがあります。
この土台がなければ、ヨガは単なるアクロバットや体操にしかすぎません。
体と心を浄化することで心の修練(瞑想)へ向かうのです。
ヤマ「禁戒」
- アヒムサー 不殺生、非暴力
- サティヤ 正直、誠実であれ
- アステーヤ 盗まない
- ブラフマチャリヤ 禁欲
- アパリグラハ 貪らない、無所有
ニヤマ「勧戒」
- サウチャ 清浄、清澄
- サントーシャ 知足 満足している状態
- タパス 苦行 熱心に学ぶ姿勢
- スワディヤーヤ 読誦
- イシュワラプランダーナ 自在神祈念、すべてを神にゆだねること
身体や感情・呼吸をすべて見守る(気づき)Awareness アウェアネスを高め、意識的になる事はとても大切です。
ヨガは、自己である小宇宙と自我を超えた大いなる宇宙(Being 存在)であることに目覚めるための科学です。
身体と感情、精神にAlchemyアルケミー変容を起こすのです。
ハタヨガレッスン 自由自在な境地
【レッスン内容 】
身体訓練から入り体と心の使い方を体得していきます。
自分自身が自分の肉体と精神の使い手となる。
つまり心と体をマスター(主人)していきます。
肉体~魂まで究極の自己実現、自由自在な境地、悟りへ至る道です。
自己実現…「思うことがその通りになる」「引き寄せの法則」ジョセフマーフィーやナポレオンヒル、シークレットなどで紹介されているその元はヨガです。
ヨガの恩恵
自然と食べ物の味覚も変わるため、無理のないダイエットが可能です。
体の感受性が強くなりホルモンのバランスがとれてきます。
アサナ(ポーズ)をとる事で精神力も鍛えられ持久力もついてきます。
体の動かし方のコツがわかり日常生活に幅広く応用ができます。
呼吸法に関しては、始めのうちは腹式呼吸を取り入れていきます。
ヨガはスポーツではありません。
何故ならアサナ(体位、姿勢 ポーズ)と呼吸により、身体のエネルギーシステムが開発され(チャクラの開発、気道の開発=気の通る道)疲れ知らずのスタミナがわいてくる身体に変わっていくからです。
気道が開発されると宇宙エネルギーが多く取り入れられる体に変わり体の不調そして自己治癒力が高まるのです。
準備が整うと眠れる潜在力クンダリーニが覚醒し、エネルギーが上昇します。
すでに体の柔軟性とパワーがついた肉体は、微細なエネルギー身体であるチャクラを大きく開発させ、その働きを最大限に開かせます。
つまり超能力開発です(しかし超能力開発がヨガの目的ではありません)。
見て感じる世界が全く変わり、人生が変わるのです。
外側の出来事にまったく影響なく常に至福の境地にいる事が出来るのです。
それが自由自在な境地。ヨガはその可能性を開かせる道です。
※そのためには、基本の体を柔軟にさせパワーを養う必要があります。
参考文献
ハタヨガの真髄 BKS.アイアンガー
あるヨギの自叙伝 パラマハンサ・ヨガナンダ
クンダリーニとは何か ジョン・W・ホワイト(絶版本)
密教ヨーガ 本山 博
南インドの瞑想 ラマナ・マハリシ
オレンジブック 和尚ラジニーシの瞑想テクニック
瞑想 祝祭の芸術 バグワン・シュリ・ラジニーシ
奇跡の探究Ⅱ 和尚
呼吸法には 腹式呼吸・逆腹式呼吸・丹田呼吸
その他の呼吸について 浄化やセラピー目的のブレスワーク
ヨガの呼吸法は プラナーヤーマ