ジベリッシュ 瞑想
この瞑想は、浄化作用が高い技法です。始めは、何百年も前にジャバールという名のスーフィー神秘家によって使われたと言われています。
和尚は、それを現代人に役立つように新しいものにしました。
第1ステージ(15分間)
単独で行っても集団で行っても構わない。目を閉じて、ナンセンスな声(ジベリッシュ)を口に出していいはじめなさい。15分間、そのジベリッシュのなかにすっかりはいってゆきなさい。
あなたのなかで表現する必要のあるものは何でも表現する。何もかも投げ出しなさい。
心(マインド)はいつも言葉でものを考える。ジベリッシュはその連続的な言語化というパターンを粉砕するのを助ける。
思考を抑圧することなく、ジベリッシュで外に投げだせるのだ。体も同じように表現させなさい。
第2ステージ(15分間)
次に15分間、うつぶせになり、自分が母なる大地と溶け合うかのように感じなさい。息を吐くごとに、あなた自身が自分の下の大地のなかに溶け込むように感じなさい。
この瞑想法を戸外で行うときには、ちょっとした変形が指示されている。眼をとじるのではなく開けたままにして、あなたの「ジベリッシュ」を頭上の上の空に向かって投げ出すのだ。
どんなものにも焦点を絞らないこど。ただ深く大空に見入り、あなたのなかにあるものを何もかも投げ出す。
座って始めるが、それから立ち上がりたくなったり、横になりたくなったり、ともかく動きたくなったら、あなたの体がそうするままにまかせなさい。
次の第2ステージ(15分間)では、座るか、あおむけになるかして、大空に深く見入る。そうして、あたかも自分が大空と溶け合っているかのように感じるのだ。